080430
080301
080201
080127
080109
071223
070818
070207
061213
061211
061101
061019
2006
「Shalomな式 〜 Maya's tails」
「ら、藍っ ! その尻尾っ ! 」
「刈り込んでみました」
「刈り…って… 」
「軽くて良い感じですよ ? 腰痛も消えたし、
なんだか尻尾が五本くらいの若い頃に戻ったみたいです」
full size
#3
full size
式でもなく、大妖でもなく、黒猫の保護者としての表情を…
full size
豆腐屋の店先に狐がいた。
カメラを向けたら獣のような目でにらまれた。
よかった。
full size
こないだの大根は失敗だった。
その前の南瓜もハズした。
が、
今日はネギだ。
ネギは得意だ。
かならず見切る。
賢い狐が面白い芸をする ― というので、
八百屋の前は黒山の人だかりだ。
娯楽、少ないですから。
full size
最近、裏の野原に妖精が増えた。
悪さはさほどでもないが、とにかくうるさい。
満月の晩などうるさいうるさい。
どうにかしろという主の文句はもっとうるさい。
駆除することにした。
しかし、こいつら、
殺しても死なないのである。
バラバラに引き裂いてみたり、埋めてみたり、燃やしてみたり、喰ってみたりしたが、
死なない。
次の日には明らかに同じ奴が暢気に歩いていたりする。
なかには馴れ馴れしく挨拶してくるのまでいる。
―まったくどうしたものか。
思案しながら洗濯物を抱えて庭に出ると、
そいつがいた。
縁側で主と世間話をしていた。
茶まで飲んでいた。
橙が出したそうだ。
えらいえらい。
もうどうでもいい。
full size
こまっている
八百屋でネギを見切ったとこですね
常在戦場
式と式の式 神社
式と式の式 買い出し
「…は…よし…も、買った…」
「アイス〜、アイスぅ〜」
「えーと、あとは…」
「アイスっ、アイスっ、アイスっ」
「ん…だいじょうぶだな」
「アイスアイスアイスアイスアイスアイスアイス〜っ」
「帰るぞ」
そうそう甘い顔ばかりしてられないのである。
なんかもうなにもかもめんどくさくなってしまった藍
「あの〜…ら、藍さま?」
「んあ゛?」
「え…と…おひる…なんですけ…ど…」
「あ゛?」
「ゆ、紫さまが…ご飯は…て…あたしも…ぉ」
「だからぁ?なぁにぃ〜?私になんか関係あるのぉ?」
「なっ、ないですっ!」
カメラ
紫がスキマでカメラを拾ってきた。 写真初体験の藍は緊張で変な顔。
この後、橙の尻尾が一本になってて藍逆上。
膨らむ九尾。
そこはかとない違和感。
ひい、ふう、みい……あ…八本。
狐、完全に乱心。
禁断の「ババァ」発言。
紫ざめる紫。
溢れ出す妖気と妖気。
腰を抜かしてちびる橙
帰宅